OBD2故障診断機と は簡単に言ってしまうと車両に記録されたトラブルコード(DTC)を読み出す機械のことです。エンジンチェックランプやABS、SRSのランプがついてし まったときに活躍します。また、修理後にトラブルコードのクリアを行います。自動車メーカーによってその診断機(テスター)の呼び方は違います。DTCに は故障部位を特定するヒントがあります。
主な例を挙げましたがOBD2 診断機(テスター)には汎用機というものも存在します。中にはいろいろなメーカーに対応した便利な製品も存在します。 汎用機は安価に入手できるというメリットがありますがディーラーが持っているOBD2診断機に比べると機能が劣る部分があります。具体的には車両装備のカ スタマイズや電子ユニット交換後の初期化、学習ができないなどの点です。私が紹介する故障診断機は限りなくディーラーにあるものと同等の作業ができるもの です。
ただし、イモビライザーやメーターの走行距離の再設定は対応していないものもあります。対応非対応につきましてもお答えしかねますのでご了承ください。
OBD診断機が必要になるケースで一番多いのがエンジンチェックランプの点灯かと思われます。その場合まずOBDii診断機を接続してトラブルコードの読 み出しを行います。トラブルコードからかなり故障部位を絞り込むことができて修理の助けになります。修理完了後はトラブルコードのクリア(消去)を行いま す。昔はバッテリーを外すだけでクリアが出来たものですが今はクリアだけでもOBD2車両診断機が必要になってきました。エンジンチェックランプ以外にも ABSやSRSなどのランプも専用機なら診断が行えます。
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